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2006年05月17日

育毛剤の基礎知識

現在、非常に多くの種類の育毛剤が市販されていますから、自分に合いそうなものを探すのは大変だと思います。ですが、1つ育毛剤を数ヶ月使い続けなければ、その効果はわかりませんから、選定は慎重にしたいものです。ここでは、育毛剤についての基礎知識を説明していきます。

医薬品・医薬部外品?

薬事法上の分類は、「医薬品」、「医薬部外品」、「化粧品」の3種類となります。

医薬品

主に治療目的で使われるもの。厚生労働省の認可を受けており、使用を誤ると副作用がある場合があります。
医薬品として認可されるためには、膨大な開発時間と、開発コストが掛かります。

医薬部外品

医薬品と化粧品の中間。厚生労働省に申請し、ある程度の効果を認定されたものです。よく「薬用」という記述を見かけますが、これは、「医薬品」という意味とは全く異なります。 分類上、医薬部外品に該当します。

化粧品

薬理作用は、認められず、直接体に与える効果はもたないものです。

育毛剤・養毛剤・発毛促進剤?

メーカーによって、発毛促進剤、育毛剤、養毛剤など、色々な呼び方がありますが、
薬事法上の厳密な区分の定義はありません。

一般的な流れとしては、
「養毛剤」→「育毛剤」→「発毛促進剤」
と配合される成分が強くなり、高価なる傾向があるようです。

育毛剤の主要成分(効果別)

血流促進剤

効果:頭皮や毛根への血流を良くする

センブリエキス、塩化カルプロニウム、チクセツニンンジンチンキ、ビタミンE誘導体、トウキビエキス、ニンニクエキス

毛母細胞活性化剤

効果:髪の成長に必要な酵素を活性化したり、毛母細胞へのエネルギー供給に必要

ニコチン酸アミド、ペンタデカン酸グリセリド、パントニールエチルエーテル

抗フケ剤

効果:皮脂の分泌を抑える

殺菌剤

効果:皮脂を栄養とする悪玉常在菌の活動を抑える

四級アンモニウム塩、イソプロピルメチルフェノール、感光素、グルコン酸クロルヘキシジン

角質溶解剤

効果:角質があまり厚くならないように溶かし、フケの発生を防ぐ

サリチル酸、レゾルシン

消炎剤

効果:頭皮の炎症を抑える

グアイアズレン、グリチルリチン酸、ヒノキチオール、塩酸ジフェンヒドラミン

保湿剤

効果:頭皮の乾燥を防ぐ

グリセリン、プロピレングリコール、ピロリドンカルボン酸

栄養補給剤

効果:毛根に栄養を与える

ビタミン類、アミノ酸など

抗男性ホルモン剤

5α?リダクターゼを阻害する作用をもつ物質  

2006年05月22日

育毛剤の主要成分(名称別)

アミノ酸

効果:毛根部の活性化。 ※アミノ酸は、毛髪を構成する主要成分

イソプロピルメチルフェノール

効果:殺菌。皮膚や粘膜から吸収されやすい。

エタノール

効果:主に、育毛剤の基剤として使われる。

塩化カルブロニウム

効果:血流増加を促進する。持続性が高い。

オイゲニルグルコシド

効果:男性ホルモンを抑制する。

オキセンドロン

効果:女性ホルモンのひとつで、男性ホルモンの活性化を抑える。

感光色素

効果:細胞を活性化し、発毛を促進する。

グリセリン

効果:保湿剤。育毛剤の状態を一定に保つ効果がある。

グリチルレチン酸

効果:抗炎症、抗アレルギー、細菌の発育を抑える。

サリチル酸

効果:角質化した皮膚を溶解する効果がある。フケ取り、かゆみ止め。

ショウチョウチンキ

効果:頭皮の血行促進、かゆみ止め、毛根の活性化。

セファランチン

効果:結核の治療薬として使われてきたが、副作用として頭髪が濃くなるという症状が多く見られたため、現在では、育毛剤としても使われている。

センブリエキス

効果:頭皮の血流増加を促進し、細胞分裂を活性化する。

t?フラバノン

効果:毛母細胞の増殖促進、毛成長促進効果、毛髪接着分子増加(髪を抜けにくくする)

ツイン60

効果:頭皮の毛穴詰まりの原因となる、皮脂腺から出る脂肪を溶かす。

トウガラシチンキ

効果:毛根刺激、かゆみ止め

ニンニクエキス

効果:頭皮の血流増加を促進し、細胞分裂を活性化する。

ハイドロコルチゾン

効果:副腎皮質ホルモンの一種で、細胞組織を活性化する。

パントテン酸

効果:髪の生成、発毛促進、かゆみ、脱毛を防ぐ。

ビタミンE

効果:毛乳頭のへの血行を促進剤

ヒノキチオール

効果:樹木のヒノキから抽出される。殺菌、抗炎症、細胞活性効果あり。

フラセンタエキス

効果:胎盤から抽出される成分で、頭皮の皮膚組織細胞を活性化する。汗腺、皮脂腺の機能を整える。

ペンタデカン酸グリセリド

効果:休止期の毛乳頭にエネルギーを与えて、発毛を促進する。

ミニササニシキエキス

効果:保湿性を高める。

ミノジキル

効果:毛母細胞の活性化、毛髪付近の血流改善など。

元々は、血圧抑制剤として使われていたが、副作用として多毛の症状が多く見られたことから、
発毛、育毛剤の成分としても使われるようになった。「ロゲイン」や「リアップ」に含まれていることでも有名。

メントール

効果:清涼感と、独特の香りがある。かゆみ止め効果もある。

レゾルシン

効果:殺菌、フケ取り、かゆみ止め。

ローズマリー

効果:血行を促進する。ハーブとしても有名。