正しい育毛・ヘアケア
育毛や抜け毛予防対策は、早いほど効果的です。まだそれほど、薄毛や脱毛症が進行していない人ほど、効果が現れやすくなりますから、早期対策が重要です。ここでは、正しい育毛の知識について解説します。
シャンプー
シャンプーは髪を洗うものと思っている人がいますが、重要なのは頭皮の洗浄です。
皮膚は、細胞分裂を繰り返し、身体の内側から外側へと押し上げられ、やがて、はがれていきます。この角片となって、剥がれ落ちた細胞がアカで、頭皮から剥がれ落ちたものはフケというわけです。また、毛穴からは、頭皮を保護するために皮脂が分泌されています。
これらを放置しておくと、不衛生なばかりでなく、雑菌の温床となったり、毛穴を詰まらせるなどのトラブルを引き起こします。
また、頭皮の汚れは、育毛剤を使う上での障害にもなりますので、清潔に保つように心掛けましょう。
育毛剤
現在、さまざまな育毛剤が発売されていますが、どんな育毛剤を使っても、すぐに効果が出るということはありえません。
髪の成長のサイクルから考えて、どんなに早くても、最低で3ヶ月は必要です。「アレコレ目移りして、他のものに乗り換えて...」というのは良くないパターンです。
育毛剤を使う上で、一番重要なのは、「これと決めたら、あせらず、じっくりと続ける」事といえるでしょう。
マッサージ
硬くなった頭皮では、健康な髪は育ちません。育毛を考える上で、血流を良くし、毛根に栄養を行き渡らせるようにするために、頭皮のマッサージは有効です。
ただし、頭皮をブラシでたたくような、刺激の強いマッサージはオススメできません。過剰な刺激は、頭皮を皮膚化させる元となります。
頭皮を傷つけないように、指の腹で、やさしく、頭皮を動かすようにマッサージをしましょう。また、首や肩や後頭部を温めることは、頭部への血流を良くするため、効果的です。
頭頂部にある百会(ひゃくえ)、後頭部にある風池(ふうち)のツボを押すことも、育毛に効果があります。
百会(ひゃくえ):
頭頂部で、両耳を結んだ線と、顔の左右の中心線の交差する位置
風池(ふうち):
首筋から頭部につながる部分。首筋から押し上げていったとき、指が止まるところ。頭蓋骨の下
運動
血液の流れを考える上でも、運動は大事です。
適度な運動は、全身の機能を高め、血行を促進します。もちろん、髪だけではなく、体の健康を考える上でも不可欠です。成人病や、最近話題の(内臓脂肪症候群)メタボリックシンドロームの予防にも効果的ですので、日頃から、身体を身体を動かすように心掛けましょう。
ストレス解消
ストレスは、交感神経を活発にして、血管を収縮させ、血行の悪化を招きます。
また、自律神経を乱したり、ホルモンのバランスを崩したりと、育毛を考える上で、非常に厄介な相手です。ストレスを感じないということは、困難ですが、溜め込まないで、発散する機会を作ることが大事です。
食生活
どんなに良い育毛剤を使っても、体の栄養が不足していては、健康な髪は育ちません。
健康な樹木(髪)を育てるには、良い土壌(頭皮や身体)が必要不可欠です。ファーストフードやインスタント食品等を食べる機会が多い人は、バランスの取れた食事を心掛けてください。